P(2,6-Xy)3 (2,6-Xy = 2,6-dimethylphenyl)のDFT計算から得られたリン原子に関連する分子軌道[B3LYP/6-31G(d)]。まずはσ軌道(-5.12 eV)。レンダリングの条件で軌道が大きく表示されたり逆に小さくなったりするのですが、軌道がベンゼン環上のメチル基より飛び出すのが困難であることがわかるかと思います。金属と錯体を形成する場合、リン−金属結合の距離次第では「無理!」となってしまうかもしれません。
一方、σ*(+2.42 eV)軌道はというと…この角度で出ますか。錯形成の際の金属からの逆供与の受け口となるこの軌道…錯体モデルのシミュレーションが楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿